アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

アルコール依存症の夫を持つアラフィフ妻です。体験談を通じて心境の変化をブログで語っていこうと思います。

真っ暗なトンネルの中で起きる出来事

夫は、とうとう仕事までしなくなった、とういうより仕事よりお酒優先だったもんね。 看病で一日を過ごすんだ。 納得いかない。 私が、仕事を終え帰宅すると泥酔状態で寝ている。 もう、耐えれない。 私は、仕事帰り義母の入院先に出向き、仕事をするように説…

地獄の方向へ動き出す

私が、仕事から帰宅すると夫から着信がありました。 義母が転倒して動けないから、すぐに来てくれという電話でした。 到着すると義母は、座ったままで立てずにいたので、私は救急車を呼びました。 救急隊員の方が到着して救急車へ運ばれ車内で病院先を探して…

自己憐憫

アルコール依存症の勉強会に参加して知れば知るほど落ち込みました。 苦しめられている自分が、責められているようでした。 まずは、『こんなに苦しめられている自分は可哀そう』 これは、自己憐憫という負の感情。 これぐらい思ってもいいくらいの事をされ…

勉強会で学んだことを実践

私はクリニックで学んだことを夫に伝えると『ふーん』と他人事。 まだ否認中。 いやいや、あなたは立派なアルコール依存症ですから・・・と心の声が叫んでる。 そして、本人の責任は本人に返す。 う~ん、頭では理解しているつもりですが、どうやって本人に…

アルコール依存症勉強会に参加

私はアルコール依存症家族の勉強会に参加しました。 飲酒をコントロールできない、アルコール依存症を否認する、隠れて飲むなどなど夫の飲酒の行動はマニュアル通りではありませんか。 そして、何よりも驚いたのが、私がしていた行動がアルコール依存症を助…

外部と繋がる

夫は仕事中にも飲酒をするようになりました。 帰宅したときに顔を見たら、いつもと目が違うので飲んでいるなと感じました。 お酒を隠し持っているのではないかと思い探したら飲みかけの缶チューハイを見つけ出しました。 どうしたら、この状況を変えれるのだ…

仕事より飲酒

いつしか生活のリズムの境界線が無くなりだしました。 営むお店に突然、同級生が現れ平日の夜、飲み会に誘われました。 明らかに1分1秒でも早く飲み会に参加したいがために仕事を早く終わらせ飲み会場所に飛んでいきました。 私は、今後の飲酒が悪化しない…

あの手この手と試してみたが

夫の飲酒は、相変わらず酷い。 『次に酷い飲み方をしたら別れる』と脅しましたが、全く状況は変わりませんでした。 ある年のお正月の出来事、 我が家のルールで喫煙は外でという決まり事があり、深夜、缶ビール片手に喫煙していたのですが、私の怒りが最高潮…

生活費を減らされる

2008年に起きたリーマンショックの時、夫が営む飲食店が大きな転機を迎えました。 それまでは、そこそこ順調であったのですが、今までのようにお客さんが来なくなりました。 『時代に合わせてやり方を変えてみるのはどう?』とアドバイスしましたが、聞…

わかってもらえない苦しみ

お正月の期間だけだった連続飲酒は、やがてゴールデンウイーク、お盆休みまでするようになりました。 酔いが回ると足がふら付き転倒し物が壊れたり、コップがひっくり返ってこぼしたり、失禁して床を汚したりと大変でした。 その度に後片付けをしなければな…

飲酒の監視をしてしまう私

いつの間にか、夫の飲酒を監視してしまう自分がいました。 何故か胸騒ぎがするんです。 案の定な出来事が起きるのです。 酔い方が酷くトイレに立つときにひっくり返り、その拍子で物が壊れたり食卓の物が落ちたりと私の余計な仕事が増え、腹が立ち本人の目の…

平穏な日々だと勘違いしながら過ごす

夫の連続飲酒は、年に一度のお正月だけだったので一週間は辛い思いをしますが、それ以外の日々は平穏に過ごしていました。 この時は、まだ連続飲酒という言葉を知りませんでした。 そして時が過ぎ、子供に恵まれませんでしたので、私は生活費の足しに近所へ…

依存症家族の体験談を思い出したこと

結婚前、アルバイト先で一緒に働いていた母に近い年齢の方で当時60歳くらいの女性が話していたのを思い出しました。 その方のご主人は、アルコール依存症で新婚当時に仕事を辞めてしまい、奥さんの稼ぎと寝たきりのお姑さんの年金を当てにして飲んでいたそう…

楽しみだよと言われる

一連の飲み方で疑念を抱いた私は周辺の人に相談した。 『変な飲み方をするんだけどアル中かな?』 『楽しみの一つだよ』とか『ストレス発散だよ』と返ってきました。 私自身もやっぱりそうなんだと思い直し疑った自分に反省までしてしまった。 日頃のストレ…

嘘をつく

正月中の飲み方は、一瞬『アル中?』と頭をよぎりました。 しかし、私が持っていたアルコール依存症のイメージは仕事もせず朝から一升瓶を抱えてグデングデンに酔っぱらい酒が切れたら奥さんに『酒買ってこい』とおじさんが暴言を吐く最悪な姿でありドラマの…

つらいお正月

初めて迎えたお正月は、お酒を飲んで寝る、酔いが覚めるとまた飲んで朝起きると失禁するという繰り返し。 問い詰めるとそんなに沢山は飲んでいないと否認される。 量の問題ではなく飲み方の問題なんだけど。。。 (困惑する私) 何が辛いかというと、私はキ…

呑んだら寝る

結婚して初めてのお正月を迎えました。 お掃除が大嫌いな夫は、年末のお店の大掃除だけはしました。 大掃除終了後、今年の仕事は終わった~とばかりに大晦日へ突入します。 そして、紅白を観ながら晩酌がスタート。 まあ、お正月だからお酒が入るのは普通だ…

寂しい気持ち

結婚を機に、私は職場を退職し将来に向けて夫の手助けにならないかと ハローワークの公共職業訓練で飲食コースを選んで3か月の間、学んでいました。 夫の仕事は、日曜日と祝日だけのお休みでした。 休みの日は、翌週のお店の買い出しと内風呂は狭いので疲れ…

その後、結婚生活スタート

お付き合いして、一年後に入籍しました。 特に、お互い意見がぶつかり合うこともなく、喧嘩もなかったので 結婚までの道のりはスムーズでした。 でも、少し飲み方に違和感を感じた時がありました。 外での飲食時は普通でしたが、家で缶チューハイを飲んでい…

出会った頃

夫の初めての印象は、穏やで優しい人だなと思いました。 仕事は小さな飲食店を義母と二人で営んでおり、 話を聞いている限り、仕事が好きで真面目に取り組んでいる様子で この人なら安心して結婚生活が送れると確信しておりました。 デートをする頻度は、お…

ご挨拶

初めまして 私は、アルコール依存症の夫を持つアラフィフ妻です。 夫婦だけの家族で結婚して16年が経ちます。 数年前に、夫がアルコール依存症だったということと 私たちは、共依存関係だったということに気づきました。 この気付きに至るまでの経緯と心境…

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