わかってもらえない苦しみ
お正月の期間だけだった連続飲酒は、やがてゴールデンウイーク、お盆休みまでするようになりました。
酔いが回ると足がふら付き転倒し物が壊れたり、コップがひっくり返ってこぼしたり、失禁して床を汚したりと大変でした。
その度に後片付けをしなければなりません。
’’後片付け,, と文字にすると簡単ですが、肉体も精神も極限まで疲れ果てます。
転倒したことによって顔にあざができているのに、本人は何も覚えていません。
『痛くないのかな?本当に幸せだな』と思いました。
怒りと情けない感情が湧き出てきますが、否認と記憶がないということで私の一人相撲になってしまうのです。
なんとも言えない気持ちになります。
私の感情が表に出せず、私の中で押し込まれ溜まっていくのです。
本人はストレス発散だし大したことないと言うのですが、私はとてつもなく苦しいのです。
『何故、私だけがこんな目に遭わなければならないのだろう』
つづく