他人と比べない
私は50代になって全て失った。
自分の50代を20代のころの私が描いた未来とはかけ離れている。
家族がいて家を持ち、子供が成人して余生を過ごしている。
どれもない。
しかし不思議と嘆いていない。
なぜなら他人と比べている自分はもういないから。
ずっと他人と比べ、あの人は持っているけど私にはない。
あの人は持っていないけど私にはある。
どーでも良いことだった。
何にもなくてもその人が幸せで日々満たされていたらそれで良いのだ。
自分以外の人間に満たしてもらおうと思うから幸せではないのだ。
自分の欲求は自分で満たす。
自分は裏切らない。
自分を信じる力が大切だと実感している。
だから二度と人と比べることなんてしない。
自分に失礼だ。
つづく。。。