自立していく覚悟
『自立』というと経済的に人を頼らず自分でやりくりしていくことだと思っていたので自分は自立している立派な大人だと信じていた。
しかし『自立』ということは精神的に自立している人間のことだとカウンセリングを通して知った。
本当に自立している人は一人でも幸せを抱きながら責任を持ち覚悟している。
そう、私は夫とともに歩む人生を思い描き、この人がいないと生きていけないと思い込んでいたのだ。
一人では楽しめないのだ。
だから潜在的に自分を頼ってくれているうちは夫のことをコントロールできるのだ。
一人ではない人生、依存した人生。
カウンセリングで知った。
無意識に願っていたことが叶っていただけ。
アルコール依存症というテーマを通じて気付けたこと。
このテーマを体験しなければ本当の自分の意識を知ることはできなかった。
アルコール依存症という地獄を経験しなければ気付けなかった。
あのまま結婚生活に執着していたら本当の幸せを知ることなく人生を終えていたのだ。
だから夫を恨むことは一切ない。
紛れもなく私が作ってしまった現実なので決して男運が悪いのではない。
男運が悪いという言葉は便利である。
なぜなら原因が自分ではないからだ。
つづく。。。