勉強会で学んだことを実践
私はクリニックで学んだことを夫に伝えると『ふーん』と他人事。
まだ否認中。
いやいや、あなたは立派なアルコール依存症ですから・・・と心の声が叫んでる。
そして、本人の責任は本人に返す。
う~ん、頭では理解しているつもりですが、どうやって本人に返すの?と疑問でした。
いつものようにグデングデンになり、部屋が乱れた様子を私は片付けたい衝動をぐっと我慢しそのままにした。
夫は一応、適当な形で片付けるが汚いまま。
はあ~やっぱり最後までキレイに片付けてしまう。
ダメだダメだと思いつつ片付けてしまう。
本人に返しても回復は、出来ないのではないかと心のどこかで思っていたかもしれません。
その時はキチンと理解していなかったのです。
勉強会で先生に、習ったことを実践したけどダメでした~と報告しました。
頂いた資料の中で、アルコール依存症の回復までの一連の流れで『底つき』という言葉を目にしました。
底付きから回復するよう波線が上がっていくのです。
この底付きってどんな状況なのか知る由もありませんでした。
しかし、この底付きというのは想像を絶するような事だと後から体験することになるのです。
もう十分に地獄を体験してきたと思っていたのですが、本当の地獄はこの先に待ち受けていました。
つづく。