アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

アルコール依存症の夫を持つアラフィフ妻です。体験談を通じて心境の変化をブログで語っていこうと思います。

複雑な思い

やっと入院まで繋がったのに、何故か私の思いは複雑。

その複雑な思いは何故なのかは、わからない。

でも、せっかく入院までして本人に自覚が芽生えたんだから支えなければ。

支えなければならないという呪縛に心が苦しいのかもしれない。

退院後の生活を想像したら悪いイメージしか浮かばない。

退院しても仕事をすぐに始めないだろうし、また私が頑張らないといけないのかと思うとしんどい。

依存症の治療といっても本人にプレッシャーをかけてはいけないというご法度がある。

その分、私にプレッシャーがかかる。

 

退院後に一緒に暮らすということは夫がスリップしないように心掛けないといけないという私へのプレッシャーだ。

 

自分の気持ちがわからなくなってきた。

この頃から私は、自分自身へ疑問を持ち始めた。

もしかして、私自身の問題が絡まっているのではないかと。

夫のアルコールの問題を介して自分自身の問題に気づくために現実が起こっているのではないかと。

そう気付き始めながら、夫を絶対に立ち直らせてみせると思考が働く。

心と頭が交錯してる。

 

つづく。

 

 

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