アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

アルコール依存症の夫を持つアラフィフ妻です。体験談を通じて心境の変化をブログで語っていこうと思います。

アルコール病棟入院

夫が入院直後に義母は施設へ、私は実家から3か月ぶりに家に戻りました。

コロナ禍ということで、私は実家の母と暮らし感染させてはいけないということと仕事の都合、あとは世間体という理由で誰もいない家に戻りました。

 

入院生活が暇である夫から毎日電話がありました。

そして、入院している周囲の人達の様子を話してました。

色々な人がいる、おかしくなりそうだと。

いやいや、あなたも同じだよと思ってました。

 

入院したものの退院後ってどうなるんだろうって疑問に思ってきました。

ある施設に相談の電話をしました。

『入院して帰ってきたら、仕事は普通に出来るのですか?』と尋ねたら、衝撃な答えが返ってきました。

『無理です』

一瞬、頭が真っ白。

『無理ってどのくらいの期間ですか』と尋ねると『2年は無理』。

えっ。

甘く考えていた。

入院したら、まともに働いて真人間になってくれるという期待。

無理をさせるとスリップしてしまうのね。

『奧さん、別れてもいいのですよ。』と言われました。

そうなんだ、この先一緒にいるということは、ずーっと続くんだ。

無理かも。

次は夫の入院先のケースワーカーさんに電話して聞いてみた。

コロナ禍で病院食だけでは物足りず、差し入れを持って行っている話なども入れながら退院後ってどうなるんだろうと。

すると、『家族はせっせと差し入れを持ってくるんだよね。だから本人は止めれないだよね』『私なら別れる、相思相愛がないのよね』と。

どういう意味かしら。

本当の愛ではないということなのかしら。

確かに愛があるとこんな目には合わせないわ。

 

戻ってきたことを少し後悔しました。

私ってどうしたいんだろう。

 

つづく。

 

 

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